
窪津 朋生 氏
株式会社ひらまつイタリアン事業部副部長 リストランテ Kubotsu 総料理長
「お客様が口にするものだからこそ、生産者の顔が見える安心を届けたい」
そんな強い想いから、シェフ自ら九州各地を奔走。自身の目で確かめ、納得した食材だけを仕入れる「究極の地産地消」を実践しています。生産者と紡ぐ信頼関係が、ひと皿ひと皿に特別な価値をもたらします。
みつのかとの出会い ── 忘れられない「衝撃の大きさと香り」
初めて農園に伺ってまずびっくりしたのは苺の大きさでした。
スタッフが選別作業をする作業小屋に入ってまたびっくり。
部屋中が苺の強い芳醇な香りに満たされていたからです。今でもその香りを嗅ぐだけであの日の記憶が鮮明に思い出される程の衝撃でした。
みつのかの魅力 ── 一生に一度は味わうべき、唯一無二の苺
唯一無二の芳醇な香りは他の苺とは明らかに違います。
鼻に抜ける香りは素晴らしく、酸味はほとんど感じられず、水々しく柔らかな甘味です。
他には存在しない風味なので、一生に一度は食べてみるべき価値のある苺だと思います。
おすすめの食べ方 ── 素材を消さず、心の準備をして
フレッシュなまま食べるのが一番おすすめです。練乳もいりません。
高級感のある味は壊れやすく、繊細です。
レストランの厨房でも「素材の良さを絶対に消さないこと」を何よりも大切にしています。
素材を引き立てるけど消さない…そのままの味を越えるのが難しい苺です。
あえておすすめの食べ方を挙げるなら-。
どうか心の準備をして、一粒一粒と向き合って味わってみてください。
農園との交流 ── 守りと攻め、毎年続く「戦い」
農園には毎年足を運び苗や葉の状態や色付きを自身の目で確認しています。
その際に感じるのは栽培に妥協が無いという事です。近年、ハウスが増え規模が拡大しているにもかかわらず、苺のクオリティが落ちるどころか、むしろさらなる進化さえ感じます。
守るべき栽培方法や品質は頑なに守りながら、常に新しい挑戦へと攻め続ける。その絶妙なバランスを保ちながら、毎年、自然を相手に真剣勝負の「戦い」を挑まれているのだと肌で感じます。
リストランテ Kubotsu
住所:福岡県福岡市中央区天神 2-5-55 レソラ天神 4F
