「いちごに20,000円?」
初めてその価格を見た人は、誰もが驚くでしょう。スーパーで売られているいちごのパックが数百円の世界で、一粒20,000円という数字は確かに非常識に見えるかもしれません。しかしその価格には、農園が積み上げてきた十数年の歳月と、妥協しない栽培哲学のすべてが詰まっています。
「みつのか極」とは何か
みつのか極は、あつひろ農園が手がけるブランド苺「みつのか」の中でも、さらに厳格な基準で選び抜かれた最上位の一粒です。50g以上という圧倒的な大きさを持つ5粒のみが、極として出荷されます。
通常のみつのかでさえ、栽培が非常に難しい繊細な品種です。水にも病気にも敏感で、ハウス内の温度・水分・環境を細かく管理しながら、ミツバチによる自然受粉で丁寧に育てます。その中でさらに、大きさ・形・香り・色つやすべてが基準を超えた実だけが「極」と名付けられます。100粒育てて、何粒が極になれるか——その希少性こそが、この価格の正体です。
先代から受け継いだ、諦めない栽培
みつのかは周囲から「育てるのをやめておけ」と言われ続けた品種です。それでも先代は、その美味しさと香りへの確信を手放しませんでした。十数年にわたる試行錯誤の末に辿り着いた減農薬栽培、強い苗づくり、完熟を見極める目——この積み重ねがなければ、極は生まれません。
農薬や肥料に過度に頼らず、福岡県筑後平野の豊かな土地と自然の力を最大限に引き出すことで、つやつやと輝く大粒の果実が実ります。栽培から収穫、発送まですべて農園の目の届く範囲で行うため、大量生産は最初からできません。生まれる数が限られているから、極は極たり得るのです。
プロが認めた、本物の味
みつのか極の価値は、価格だけが証明しているわけではありません。高級レストランやホテルのシェフたちが、料理に使ういちごとしてみつのかを選んでいます。テレビ朝日「ザワつく金曜日」や日経トレンディでも取り上げられ、食のプロたちがその品質を認めています。
口に入れた瞬間、ふわりと広がる芳醇な香り。乳白色のみずみずしい果肉から溢れる上品な甘さ。やさしくとろけるような食感——これは、育てやすい品種を大量に作っても絶対に辿り着けない味です。
「特別な一粒」にしか出せない価値がある
20,000円という価格は、決して「高級」を演出するための数字ではありません。これだけの手間と歳月と情熱をかけて、ようやく生まれる一粒に対する、正直な値段です。
大切な方への贈り物に、人生の節目を祝う特別な一粒に——みつのか極は、受け取った人が一生忘れない体験をお届けします。ぜひ一度、その価値を手に取って確かめてみてください。
